「マーケティングアジェンダ2024」 イベントレポート公開中
日本最高峰のマーケティングカンファレンスである「マーケティングアジェンダ2024」にて、トリドールホールディングス 執行役員 CMOの南雲克明氏をお迎えしてサイカ代表の平尾が登壇しました(2024年6月20日)。
登壇セッションでご紹介した丸亀製麺様のデータサイエンス活用事例と、サイカが提供するデータドリブンな意思決定の基盤構築を可能とする新しいソリューションの情報を公開します。
COMPASSに関する紹介資料はこちら
データドリブンな意思決定の基盤構築を可能とする
新ソリューション「COMPASS」
登壇内容のご紹介
――ビジネスの勝率を高めるためにはどうすれば良いのか?
マーケターの誰もが抱える命題です。
顧客の価値観や行動の多様化など、常に変化し続ける市場環境を的確につかみ、アジャイルに対応していくにはデータサイエンスの活用が不可欠です。
今回のセッションでは、トリドールホールディングス 執行役員 CMOである南雲氏をお迎えし、丸亀製麺におけるデータサイエンスとの付き合い方をご紹介します。同社は、外食産業全体がコロナ禍で打撃を受けるなか、素早く事業を回復させ、2024年3月期決算では事業利益が前期比57.9%増と過去最高を記録しています。
好業績を支える同社のマーケティング戦略とは?南雲氏から、ビジネスの勝率を高めるマーケティング戦略の裏側を、現在サイカと挑んでいる最新の取り組みと共にご紹介いただきました。
▼ 当日のイベントレポートはこちらからご覧いただけます
勝率を高めるマーケティング戦略の裏側 ── 丸亀製麺式データサイエンス活用法【マーケティングアジェンダ2024 イベントレポート】
丸亀製麺様の事例記事はこちら
ビジネスをグロースさせ続けるための秘訣
――勝率を高める“キードライバー”を解き明かす
丸亀製麺とサイカの取り組みは、ビジネスの勝率を高めるための“キードライバー”を解き明かす試みです。キードライバーを解き明かすことで、投資すべき先に対する考えがブレなくなり、意思決定のスピードが上がって、結果として事業の成長に繋がると南雲氏は考えています。同社では、…
ゲストスピーカー
南雲 克明 氏
株式会社トリドールホールディングス 執行役員 CMO
兼 KANDOコミュニケーション本部長
兼 株式会社丸亀製麺 取締役 マーケティング本部長
早稲田大学大学院商学研究科卒MBA。コナミスポーツ、サザビーリーグなどB2Cの事業会社において様々なブランドのマーケティング責任者を歴任。2018年トリドールホールディングス入社。2022年より現職。“感動(KANDO)”を起点に、感性とデータサイエンス両側面から持続的に選ばれる確率を高める「感動ドリブンマーケティング」を推進。ブランド力向上と顧客体験価値(CX)向上を軸に、新しい価値創造によるイノベーションまで、ビジネスと企業価値をグロースさせ続けるマーケティングの革新と拡張に取り組む。
丸亀製麺との取り組みから着想を得た
データドリブンな意思決定の基盤構築を可能とする
サイカの新ソリューション「COMPASS」とは?
開発の背景
サイカはMMM(Marketing Mix Modeling)を中心に250社を超えるマーケティング分析の支援経験から、マーケティングの意思決定場面において「MMMだけでは実践的な意思決定がしきれない」という課題に直面してきました。
2024年5月に実施した調査の結果*でも、MMM活用する中での課題として最も多かった回答が、「価格(費用対効果)」(24.1%)に並んで「MMMで分析できない新たな課題が出てきている」(24.1%)となっています。
MMMでは、事業成果起点で捉える「施策の効果」は分かりますが、顧客起点で捉える「結果の背景や文脈」は分かりません。何が良く、何が悪かったのかという理由が分からないため、アクションの改善を十分にしきれないという課題が残ります。
そこで開発されたのが、顧客起点でブランド選択のメカニズムを解明するCMM(Consumer
Mix Modeling)のCOMPASS(コンパス)です。COMPASSにより、消費者のブランド選択メカニズムを数値的・構造的に解明することで、取り組むべき課題を明らかにすることができます。
このような課題をお持ちの企業におすすめ
- 環境変化によりこれまでのやり方が通じず、取り組むべき課題の優先順位がわからない
- 事業を成長させるためのキードライバーが何なのかがわからない
- 実施している施策の良い/悪い原因がわからず、改善の方向性がわからない
COMPASS×MAGELLANによる
データドリブンな意思決定の基盤構築方法
CMMソリューション「COMPASS」は、消費者のブランド選択におけるメカニズムを解明するソリューションです。ブランド選択のメカニズムとは、マーケティングの4P(商品・サービス/チャネル/価格/プロモーション)や競合・外的要因といった各要素が、消費者のブランド選択(=購買)に与える影響や仕組みのことです。このメカニズムを明らかにすることで、自社ブランドが選択されるために、「誰に」対して「どのような」メッセージを届ければ良いのかがわかります。さらにCOMPASSの分析では、実際にアクションに移した場合、競合からどれだけスイッチさせることができるのかというインパクトも算出することができます。
そして、MMMソリューション「MAGELLAN」は、統合マーケティング分析ができるソリューションです。MAGELLANを活用することで、実行したマーケティングの成果貢献を正しく評価し、ROIを最大化するための最適な予算配分を算出することができます。
このCMM「COMPASS」とMMM「MAGELLAN」を組み合わせて活用することで、事業を成長させるために「誰に・何を・どこで・どれくらい」届ければ良いのかを解明でき、データドリブンな意思決定が可能となります。
定量的な根拠に基づく意思決定を継続することで、環境の変化に対して的確な判断ができるだけでなく、過去の踏襲では成し得ないような大胆な方針転換の決断をすることが可能となります。COMPASS×MAGELLANを活用することで、意思決定者が確信を持ちながら “狙って” 成果を最大化させることができるようになります。
COMPASSについて詳しくは:
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*調査概要
・調査名 :MMM(Marketing Mix Modeling)活用の実態調査
・調査対象期間:2024年5月
・調査方法 :インターネットリサーチ
・調査対象 :年商100億円以上の企業に勤める会社員
・回答数:409名