[4]はじめてのオウンドメディア - 成功も失敗も分析にあります

「マーケのネタ帖」流・オウンドメディアのペルソナとコンテンツ案の作りかた

オウンドメディアの目的・KPIについて考えてきました。続いて、どんなコンテンツを掲載していくか?のステップへ進みます。まずは、ペルソナの設定からはじめましょう。

誰に届けたいのか?オウンドメディアのペルソナを設定する

ペルソナとは、サービスを届けたい架空のユーザーのことです。オウンドメディアについても、ペルソナの設定をすることで「どんなコンテンツを作るか」が明確になります。ペルソナは仮の指標なんですね。オウンドメディアの場合は、読者層と考えてもOK!

マーケのネタ帖は、「プロモーション分析ツールであるマゼランを知ってもらうために、ターゲットユーザーであるマーケターが興味を持ってくれるコンテンツを届けるオウンドメディア」です。そのため、マゼランのペルソナを元にしてマーケのネタ帖のペルソナも考えています。

マーケのネタ帖のペルソナ(一部)

細かく設定するのがコツです
細かく設定するのがコツです


ペルソナの課題・欲求を解決し満たすコンテンツ案を考える

ペルソナが決まったら、ペルソナが持つ課題をまとめます。
「マーケのネタ帖」のペルソナの場合、

  • 現状に、なんとなく満足していない。漠然としたつまらなさを抱えている。
  • 仕事の内容を改善したいけれど、忙しくてそのきっかけがつかめていない。学びたいという意欲はある

どうにかして、現状を変えたいという課題が浮かんできました。
続いて、このペルソナが持つ課題・欲求を解決して満たすコンテンツ案を考えていきます。

コンテンツも仮説から作ろう

コンテンツ案も仮説からスタートです。
実際に「マーケのネタ帖」に掲載しているコンテンツの仮説と、仮説を元に伝えたいテーマをご紹介します。

世界のお気に入り

仮説
・マーケター向けメディアの記事の多くは、主語がマーケターである。
・消費者がそのマーケティング手法や商品についてどう考えているか?はあまり見かけない
・消費者視点でマーケティングについての印象を語るのはどうだろう?
・海外のマーケティング手法は参考にされる場合もあるし、人に話したくなりそう。

伝えたいテーマ
・海外のライフスタイルを通して、商品やブランドと消費者の関係を伝える
・日本とは違うマーケティング手法を紹介する

ペルソナの課題にどう向き合うか

  • 海外の消費者が何を考えているか?という新しい視点の記事を読むことにより、おどろきや面白さを感じる
  • 海外のマーケティング手法が、自分の仕事へのヒントになる

マーケティングと重回帰分析

仮説
・マゼランのサイトは、統計にまつわるキーワードからの検索流入数が多い。得意な分野を生かしたコンテンツを作ろう。
・分析の重要さと、分析はツールを使うことでハードルを下げることができるということを伝えたい。
・分析の良さを理解してもらう、ナーチャリングのコンテンツが必要

伝えたいテーマ
・プロモーションの分析に使いやすい重回帰分析を、初めての人にもわかりやすく説明する
・統計は便利で面白いなと興味を持ってもらい、もっと勉強したいという気持ちを作る

ペルソナの課題にどう向き合うか

  • 仕事の改善につながるきっかけになる
  • 新しいことを学ぶ、知るという意欲につながる

仮説が正しいかどうかは、実際に運用をスタートさせて確認します。
マーケのネタ帖の場合、「マーケティングと重回帰分析」はFacebook上のリーチやシェアも多く、人気のテーマだとわかりました。
仮説を運用し結果を見ることで、統計とマーケティングをテーマにしたコンテンツを増やせそうだという方向性が生まれたのです。

気をつけるコツ。KPIに影響されすぎず、更新ができるコンテンツを考える

コンテンツ案を作るときに気をつけたいのは、KPIを重視しすぎないことです。
たとえば、月に10万ページビューを達成しなければならない!そのためのコンテンツは何か?と考え始めると、オウンドメディアが持つゴールからかけ離れてしまう恐れがあります。

また、リソースとコストがかかる記事を最初から計画しすぎると、更新がしづらくなります。編集チームが置かれている環境に合って、無理なく作成できるコンテンツであることが大切です。

コンテンツ案が決まったら、いよいよ実際に記事の作成を行います。
記事の作成において、大切なプレイヤーは編集者とライターです。次回は、オウンドメディアの編集は何をするのか?をテーマにお届けします。