正解のない問いを楽しもう。AI×データサイエンスで創る「事業成長のOS」——Marketing Consulting部 部長 南勇作

「ビジネスの成長スパイラル」をつくるデータサイエンスファームのサイカにおいて、その価値提供をリードしているのが、Marketing Consulting部です。
今回話を聞いたのは、部長としてマネジメントを担いながら、コンサルタントとしても数多くのクライアントを支援してきた南勇作。
「物腰が柔らかく、スマート」という第一印象を持つメンバーも多い南ですが、休日は意識的にパソコンから離れ、お子さんと一緒に公園を走り回って季節の変化を感じるという親しみやすい素顔も持っています。
今回のインタビューでは、そんな南のこれまでのキャリアから、クライアントの意思決定を大きく動かすコンサルタントの醍醐味、そして、サイカがこれからAI×データサイエンスで挑む「未踏の地」まで、詳しく話を聞きました。

Consulting本部 Marketing Consulting1部 部長
南 勇作(みなみ ゆうさく)
マッキャンエリクソンにて営業として様々なクライアントのマーケティングコミュニケーション活動における戦略/企画/実行の支援に携わり、2021年9月よりサイカに参画。コンサルタント/マネージャーとして、マーケティング領域における戦略策定から戦術立案、施策評価基盤の構築まで、データサイエンスを基点としたソリューションで、外食・FMCG・日用品・インフラなど国内大手クライアントのマーケティング活動を支援。
建築から広告、そしてサイカへ。「Why」を追求し続けるキャリア
——本日はよろしくお願いします。まずは南さんのキャリアについて教えてください。新卒から外資系の広告エージェンシーで10年以上勤められていますが、実は学生時代は工学部で建築を学んでいたそうですね。
南:そうなんです。学生時代は建築学科で、構造力学なども含め設計の勉強をしていました。ただ、設計の授業を受ける中で、自分が一番面白いと感じたのは「形を作ること」そのものよりも、「設計のコンセプトを作っていくこと」だったんです。
「どういう人が関わる空間なのか?」「何のために使う施設なのか?」といったコンセプトを中心に据えて形を作っていく思考プロセスが好きでした。その中で、この「コンセプトを作り上げる」という面白さは、建築とアウトプットは違えど、広告のコミュニケーションデザインにも通じるのではないかと気づいたんです。そこから、企業と生活者のコミュニケーションのあり方を作ることに興味を持ち、アメリカの大学で専門的に学んだ後、エージェンシーの世界に入りました。
——なるほど。アウトプットの形ではなく、「なぜつくるのか(Why)」「誰のためにつくるのか(Who)」という根源的な問いに向き合う面白さが軸にあったんですね。そこから、サイカへ入社された決め手は何だったのでしょうか?
エージェンシー時代は、クライアントからいただいたブリーフ(要件)に対して「どうやって(How)」を磨き込んでいくことが多かったのですが、経験を重ねるにつれ、大きな壁を感じるようになりました。
そもそも「Why」の部分がしっかり捉えられていないと、どんなに「How」を磨き込んでも、クライアントのブランドや事業自体が前に進まないという実情があったんです。実際のビジネスを押し上げていくためには、もう一段上流の「アングル合わせ」をしっかりしに行く必要がある。このWhyやWhatの領域の解像度を高め、仕組みとして解決していくことに使命感を持ったことが、サイカへのジョインに繋がるきっかけになりました。
「仮説」を「確信」に変え、企業を動かすダイナミズム
——南さんがサイカに入社されてから4年半が経ちます。この期間で、サイカのコンサルタントに求められる役割も大きく広がってきたのではないでしょうか。
そうですね。私が入社した当時は、ADVAという広告代理サービスの立ち上げ期で、コミュニケーション戦略やテレビCMの制作、メディアバイイングといった実行領域(How)の支援を中心にやってました。
しかし、クライアントの課題に向き合っていくうちに、「こういうことはできないか?」と、さまざまなご相談をいただくようになり、徐々にマーケティング戦略そのものを形づくるような支援へと移り変わっていきました。目の前のクライアントから出てくる課題感に、データサイエンスでどう解決できるかを社内メンバーと喧々諤々、創意工夫しながら練り上げてきた結果、サイカのソリューションも、コンサルタントに求められる役割も、より上流の意思決定を支えるものへと広がっていきました。
——その象徴的な事例として、丸亀製麺様とのプロジェクトがありますね。
はい。最初はプロモーションの効果測定から始まりましたが、そこから「顧客のブランド選択に直結するドライバー要素の解明」や、「従業員の幸福を押し上げることで顧客の体験価値を上げ、売上が生み出されていく構造の可視化」など、マーケティング戦略から経営戦略を支援する領域にまで広がっていきました。
データ分析を通じて「仮説」がしっかりと「確信」に変わり、クライアントと一緒に大きな意思決定を動かしていく。そういった瞬間を一緒に味わえるのは、コンサルタントとして非常に象徴的で大きなやりがいです。
ただ、分析結果はデジタルに出るからこそ、クライアントのビジネスへの深い理解やフィッティングが弱いと、納得感が得られず意味が無いもの(アクションに活きないもの)になってしまう難しさもあります。だからこそ、分析前に「いかに良い仮説を持てるか」が非常に重要なプロセスになりますね。
AI×データサイエンスで創る、まだ誰も見たことのない「事業成長のOS」
——クライアントへの提供価値がHowからWhy/Whatへと広がってきた中で、これからのサイカが目指す「次のフェーズ」について教えてください。
これからは特に、単発での戦略作りを支援するだけでなく、それを常に改善・強化していくような「仕組みづくり」へと価値提供の領域が広がっていきます 。その核となるのが、データサイエンスとAIの掛け合わせです。
経営やマーケティングにおいて、向き合わなければならない変数はめちゃくちゃ多く、環境も常に変化し続けます 。その中で事業成長に向けての最短ルートを選び抜くのは相当大変です。だからこそ、データサイエンスでメカニズムを解明し、AIで戦略・戦術・実行の精度とスピードを上げていく。
これまでのサイカは、レポートという形のアウトプットが中心でしたが、そこも変わっていくと思います。これからは、AIを活用したデータサイエンス×コンサルティング×エンジニアリングの力で、クライアントのマーケティング活動や経営活動における「事業成長のOS」として機能するシステムをアウトプットしていくようなイメージを持っています。
よりアジャイルに、統合的な視点での情報・示唆をクライアントと一緒に見ながら改善議論をしていく。そんな伴走パートナーへと進化していくフェーズにいます 。私たちコンサルタントも、時間軸においても領域においても、より長く広い視点からクライアントを支援できるケイパビリティが求められるようになりますね。
——「事業成長のOS」ですか。とてもワクワクする言葉ですね。
やっぱり最近のサイカが見据えてるビジョンって相当先進的だし、ワクワクする要素が詰まってると思うんですよね。
これまでAIは業務効率の改善に使われることが多かったですが、トップラインを伸ばし事業成長に資する意思決定を作るためのAI活用は、まだ誰も切り拓けていない道です。データサイエンスをコアの強みに持っているサイカだからこそ、今このチャレンジを押し進めることができる。コンサルティング支援のあり方自体がアップデートされていく、その「先っちょ」に身を置いている感覚は、サイカでしか味わえないダイナミズムだと思います。
「正解のない問い」を楽しむ。大人のプロフェッショナル集団
——そんな先進的なチャレンジを続けるMarketing Consulting部には、どんなメンバーがいるのでしょうか?
広告代理店や事業会社のマーケター、コンサルファーム出身者など、バックグラウンドは多様です。年齢層は30代〜40代が中心で、マチュアなメンバーが多いですね。
よくあるスタートアップのような「熱血!」というよりは、落ち着いた冷静な雰囲気があります。みんなロジカルに思考し、言語化する努力を惜しまない姿勢や、クライアントに真摯に向き合う姿勢を共通して持っています。会社が目まぐるしく進化する中でも、自分が今何をすべきか自ら考えて動ける、自律性の高いプロフェッショナル集団です。
——南さんがマネジメントにおいて大切にされているスタンスは何ですか?
細かなHowを落としていくというよりは、方針やアクションの裏にあるWhyの目線を揃えることに注力しています。また、新しいことに挑戦することをセレブレート(称賛)して、失敗してもそれを許容して学びに変えていく文化の醸成を大事にしています。
だからこそ、これから入社される方にも、正解のない、型の無い問いに対して向き合うことを楽しめるスタンスを求めています。クライアントからこぼれ落ちる課題感が「宝」だと思って、今のマーケティングの世界にない新しい解決策を導くことに泥臭くコミットできるか。そういうプロジェクトのポジティブなムードを作れる発信地になってくれる方と一緒に働きたいですね。逆に、「指示待ち」になってしまう人には厳しい環境かもしれません。
面接はお互いの「マッチング」を確かめる場。未来の仲間へ
——南さんはコンサルタントの採用面接の面接官もされていますが、面接ではどのようなポイントを見て、どのようなことを心がけていますか?
スキル面だけでなく、先ほどお話ししたようなマインド面やカルチャーフィット、そして本人の「今後こういうことをやっていきたい」という方向性が、サイカの事業の矛先とどれくらい合っているかをよく見ています。
面接は、私たちが候補者を見極める場であるとともに、候補者にとってもサイカが自分に合っているかを見極められる場にしたいと思っています。そのため、面接時間のうちある程度の時間は候補者からの質問の時間に当てたり、サイカがどんな課題に対してどんな支援をしているのか、しっかりと具体的なイメージが湧くようにお伝えすることを心がけています。
——最後に、これからサイカの選考を受ける方へメッセージをお願いします。
サイカは今、非常に大きな変革のタイミングにあります。データサイエンスとAIを掛け合わせた新たな支援の形が、まさに今、スピーディに構築されています。
これは、企業のマーケティングの営みを根底から変えるかもしれないし、コンサルティング会社とクライアント企業の関わり方自体を再定義していくかもしれない、極めて大きな変革のイシューです。
まだ誰も見たことのない新たなスタンダードを、一緒に作っていく。そんなチャレンジングな問いを楽しめる方は、ぜひ一緒に解いていきましょう! お会いできるのを楽しみにしています。
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