マーケティング関連のセミナーは数多ありますが、試しにセミナーにでかけた結果「時間の無駄だった・・・」と思われたことはないでしょうか?貴重な時間を投資するわけですから、自分にとって役に立つセミナーか役に立たないセミナーかを見極められれば「時間の無駄」だったと思うことはなくなります。本稿では、数多ある無料/有料セミナーに参加してきた筆者が、特にマーケティング関連の無料セミナーを選ぶ(見極める)上で重要なポイントを紹介します。
セミナーに参加する理由はなんでしょうか?
セミナーに参加する理由は人それぞれだと思いますが、参加すべきセミナーを選ぶ前に、その理由/目的を明確にしておく必要があります。 マーケティング関連セミナーに参加する目的は、- 知識を得たい
- 課題を解決する糸口をつかみたい
- セミナー主催者のサービスやツールについて知りたい
マーケティング関連セミナー主催者の意図は?
無料でセミナーを開催する理由は、自社のサービスやツールを販売機会を得ることにつきます。そのため、セミナーで話される内容もサービスやツールが前提のものとなりますので、そこは理解しておく必要があるでしょう。知識を得たい方向けのセミナーの選び方
結論としては、知識を得たい方は無料マーケティングセミナーはおすすめできません。前述の通り、無料マーケティングセミナーは販売機会を得ることを目的に構成されていますので、参加者に知識を得てもらうための構成になっていません。 純粋に知識を得たい、当該分野について勉強したいのであれば、本を読むか第三者と情報交換をすることをお勧めします。課題を解決する糸口をつかみたい方むけのセミナーの選び方
課題を解決する糸口をつかみたい方にとって「いいセミナー」とは「課題解決のアクションにつながる知識を得られるセミナー」です。課題は明確なわけですから、「その課題を解決する方法を教えます!」「セミナーに参加すれば課題を解決できるようになります!」とセミナー概要に記載のあるセミナーに行くとよいでしょう。 また、セミナー主催者が謳う「解決できる課題」がピンポイントで具体的であればあるほど、自分にとって適したセミナーである確率が高まります。「Webマーケティングセミナー」より「Webプロモーションセミナー」の方がいいですし、「Webプロモーションセミナー」より「リスティング広告セミナー」の方がいいです。「リスティング広告セミナー」より「リスティングのCPCを下げる方法を紹介するセミナー」の方が望ましいです。 余談ですが、ターゲットを広く取ったセミナーに出ても、たいてい内容が薄く、セミナー参加後に課題解決のアクションを取れないことの方が圧倒的に多いです。PR:株式会社サイカ主催のセミナーの御案内
CPA評価からの脱却。オフライン広告も含めた広告効果分析の仕方
元DeNA、リクルートのマーケターが語るテレビCMを中心としたオフライン広告分析のノウハウセミナーセミナー主催者のサービスやツールについて知りたい方向けのセミナーの選び方
セミナー主催者のサービスやツールについて知りたい方はセミナーに参加するより、その企業に問い合わせをした方が良い説明を受けられます。でも、わざわざ問い合わせをするほど差し迫ってないよ・・・という場合は「主催者の数」を確認しましょう。マーケティング関連セミナーは複数社共催で開催されることも多く有ります。主催者が複数になれば、- 目当ての企業のサービス/ツールについて聞ける時間が少ない
- 興味のない企業のサービス/ツールについて聞かなければならない
- セミナー終了後に、興味のない企業から営業アプローチが続く