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「役に立ちたい」を軸にした働き方

今回のインタビューは、フロントエンドエンジニアの乙須。営業分析Webアプリケーション・XICA rockhopper ( XICA rockhopper )のフロント側に携わり、デザインもこなす。
サイカに入ったことが人生の転機となったという彼の求められる人材になりたいという思いの根本を聞いた。

「役に立ちたい」を軸にした働き方

中学時代の人間関係は財産

加藤 朝彦

はじめに人生で転機となった体験を聞かせてください。


乙須信一

中学校の受験をしたことです。そこでできた友人とは今も長いつき合いになっています。ロックホッパーでサーバー側をやっている渡部さんとはそのときからの友人です。

加藤 朝彦

当時はどんな中学生たちだったんですか?


乙須信一

変なやつらばっかりでした。今は占い師をやっている人とかもいます(笑)。
高校から外部の人も入ってくるんですが、中学出身のやつは見ればすぐわかるくらいでした。当時流行っていたTRPGをしたり、教室に遅くまで残っていつも遊んでましたね。

加藤 朝彦

そういう人間関係ができたことが乙須さんの中では一つの転換点というか財産になったんですね。


乙須信一

はい。今でも相談にのってもらったりします。一時期少し体調を崩したときも病院を紹介してもらったりつき添ってくれたり。転職の相談に乗ってもらったこともあります。

仕事への取り組み方が変わった二つ目の転機

加藤 朝彦

大事な転機だったんですね。 二つ目でいうと?


乙須信一

一つ目の会社を辞めることになって二つ目の会社に入ったときですね。
一時期体調を崩してしまいがちだったときもあったのですが、二つ目の会社は社長さんがいい人で、そこで体調も回復していきました。

加藤 朝彦

今から振り返ったときに乙須さんにとってその経験をされたことはどういうふうに捉えていらっしゃるんですか。


乙須信一

あまり気づかないうちに無理をしていたんだな、と。会社で言われたことは絶対にやり遂げなきゃ、みたいな感じがありました。
だから考え方の転換のきっかけになったという感じがします。そんな無理してまで働くものでもないというか。

加藤 朝彦

仕事への取り組み方も結構変わったんですか?


乙須信一

会社の仕事であってもつらかったり理不尽なこと言われたら、無責任でいいということではないですが違うところにいけばいいやともっと気楽に思えるようになりました。
「自分で入社を決めたのだからきちんとやっていかなきゃいけない」「お客さんもやってもらわないと困る」というのがあるから、絶対にやらないといけないと思っていたので。

加藤 朝彦

そもそもどういったきっかけで一社目に入られたんですか?


乙須信一

大学が情報工学部だったですが教授の紹介でデータベースエンジニアとして入社しました。

加藤 朝彦

なるほど。ご紹介だとそれも責任感につながりそうですよね。


乙須信一

わざわざ紹介してもらった会社を辞めてしまうのも教授に悪いのかなと思っていたこともあって十年ほどいました。

加藤 朝彦

転職された二社目の会社の社長さんはどんな方だったんですか?


乙須信一

すごく優しい方で「つらいんだったら無理しなくていいですよ」と言っていただいたり、相談にものってくれたり、「一緒にご飯食べに行きましょう」とか声をかけてもらったり。

「役に立ちたい」を軸にした働き方

そこに仕事があってやるべきことを探せる

加藤 朝彦

三つ目のきっかけはなんでしょうか?


乙須信一

それはやっぱりサイカに入ったことです。
二社目はいい会社だったんですが、働き方として受注がぽつぽつ来るという感じで売上が上がったら給料に反映される、という働き方だったんです。精神的にきつかったときはそんなに働けていたわけではないので、懐の事情的につらくなったところで今一緒に仕事をしている嘉悦さんが相談に乗ってくれて。「今働いているところに来ないか?」ということでサイカの面接を受けました。

加藤 朝彦

入社されてからはどうですか?


乙須信一

一番思ったのはみんな熱意があるなということですね。才能開花ということを大事にしていて、その熱意に当てられて自分も何かやっていけるかなという思いが芽生えたというか。

加藤 朝彦

確かに熱い人が多いですよね(笑)。
自社のサービスを作る側に回るのは一社目・二社目と少し違うかなと思うんですが、働き方や仕事の仕方で変わったところはありますか?


乙須信一

そうですね。今は「そこに仕事がある」という感じです(笑)。受託だと仕事が定常的にあるわけではないし、自分のスキルがないと取ってこられた仕事も「自分がやります」と言えないところがあって。その点今はやるべきことが明確になりました。
やることを見つけてやっていける働き方の方が性に合っているみたいです。

加藤 朝彦

今の乙須さんの仕事の幅はすごく広いと思うのですが、全然やってきていなかったことでもあえてチャレンジすることってどんな感じなんですか?


乙須信一

どちらかというと自分は受け身な方なので、覚えなきゃいけないことが出てきたらそれを覚えてやるというのは性に合っているんだと思います。やったことがないことでもやればできないわけじゃないので。

「役に立ちたい」を軸にした働き方

プログラミングは物を作るモチベーションを満たすツール

加藤 朝彦

乙須さんはプログラミングとかコードを書くことがとにかく好きなのかなとお話を伺いながら思ったんですが、乙須さん自身はエンジニアリングの中でどんなことを楽しいと思うのでしょうか?


乙須信一

「何かを作り上げていく」というのは楽しいです。自分が積み上げていって物ができあがるというのが。

加藤 朝彦

そうやって物を作るのが好きなんですか?


乙須信一

家で趣味で絵を描いたりとか学生のころは弦楽部に入っていました。弦楽なんかは物作りとはまた少し違うと思いますが、みんなで演奏して一つの曲を作っていくだとか表現することが好きです。

加藤 朝彦

そこからエンジニアリングに興味を持って仕事にしていこうと思ったのはどうしてだったんですか?


乙須信一

高校のときの友だちでプログラミング方面に進む人が多かったので、自分もそっちに行ってみようかなというのがきっかけです。

加藤 朝彦

それから職業人としてエンジニアをずっとやってきて、いろいろな選択肢があった中でサイカに決めたのはどこに思いを持って入っていただけたのでしょうか?


乙須信一

友人に言われた話なんですけど「君は自分で流れを作るよりも流れのあるところに行ってうまく泳いでいるほうが多分合っている」って言われたんです。

加藤 朝彦

面白い表現ですね(笑)。そう言われて率直にどう思われましたか?


乙須信一

「確かにな」と思いました。サイカってみんな熱意があってすごく流れがあって、こういうところにいた方が自分はうまくいくんだろうなと納得したところがあります。

加藤 朝彦

今のサイカのフェーズだと個人の役割が増えたり変わったり自分が当初想定していなかった仕事をやることも多いと思いますが、乙須さんは嫌だったりしないですか?


乙須信一

じゃあやってみるかという感じなので嫌だなってことはないです。なんでもかんでもって訳ではないので、さすがに営業やれって言われたら「ちょっと・・・」と思いますが(笑)。やれることならやってみようかな、それでやってみて無理だったらその時はその時周りに相談していけばいいかなと思ってます。

加藤 朝彦

そこで「やろうかな」と思えるのって乙須さんらしいなと思いますがどうしてなんですかね?


乙須信一

深く考えたことはないですが「求められる人材になりたい」とは思っています。親があまり褒めてくれない人だったということもあって、自分が必要としてもらえる状態にいられるとすごく心地がいいと感じます。

加藤 朝彦

今後サイカで期待される仕事がたくさんある中で、乙須さん自身がその先でどんな状態になっていたら自分の人生としていい状態だと思いますか?


乙須信一

今のところは外から言われてやっていることが多いので、自分の中からこういうことをやっていきたいというのが出せればと。期待に応えたいというのも自分の中から出ているものではありますが、それでもやっぱり外から何かがないと返せない状態なので。

加藤 朝彦

直感的にこの辺のことやってみたいなとかありますか?


乙須信一

これというのはないです。なので突然エンジニアと全然関係のないことに生きがいを感じたりするかもしれないです。

加藤 朝彦

いい意味で、プログラミングにこだわりがあるというわけではなくフラットに見ていらっしゃる感じなんですか?


乙須信一

そうですね。プログラミングは物を作りたいというモチベーションを満たしてくれる一つのツールで、絵を描くこととかとあまり変わらないですね。

加藤 朝彦

そうすると全然違うことをしていてもおかしくないですね(笑)。今見えている時間軸の中で直近のことで言うと実現したいことってどんなことですか?


乙須信一

直近だとやはりプログラミングのことですね。ロックホッパーを今よりもいいものに作り直してたくさん売れれば。そのときに違う欲求が出てくるのか、そのまんま突き進んでいくのかはそのときになってみないと分からないですが。

加藤 朝彦

なるほど。最後の話と近いんですが改めて乙須さんご自身は才能開花という言葉をどのようにとらえていますか?


乙須信一

成長だと思います。どんな方向でもとりあえず何かを得て自分が少し大きくなって、やれることが増えて、という風に捉えています。

加藤 朝彦

そういう言葉の定義をしたときに、乙須さんが大事にしたい自分にとってのよりよくなる方法ってどんなことですか?


乙須信一

今よりも期待に応えられる自分になっていることだと思います。

 

加藤 朝彦

そこが一番大事なところなんですね。期待に応え続けて自分がよくなっていくといういい状態でサイクルが回る感じですね。
あとは無理しすぎないでいただければ(笑)。


乙須信一

今のところ全然無理していないので大丈夫です(笑)。

インタビューを受けてみて

乙須信一

最初、人生の転機と言われてもそんなのあったかな?と考えましたが、そのつもりで振り返ってみれば小さなものから大きなものまで色々なことが自分にとって転機となりえるのだなと気づかされました。外からの刺激を受けてのやってみよう、もそんな転機の一つで、自分も誰かの刺激となり転機となることができればよりよい「求められる自分」になれるのではないかと考える新たな転機になったと思います。