マーケティングと統計

統計学の独学にオススメ!統計的な分析をビジネスで活用する6冊

2017年、今年こそ統計を勉強したいマーケターのために「統計に関連する本」をご紹介します。テーマは統計をビジネスで活用する6冊。Kindleでも出版されている著作も多く、すぐに読めますよ!

統計的な分析をビジネスで活用する6冊

それ根拠あるの?と言わせないデータ・統計分析ができる本(柏木 吉基 ・著/日本実業出版社)

日産自動車に勤務していた筆者ならではの「実務でデータや統計分析を使う」ことに焦点を当てている一冊です。
データ分析の書籍は、コンサルタントや教授などの立場で執筆しているケースが多いですが、この本は著者の現場での実体験に根ざして書かれており、扱われる事例や分析手法も、その中で「本当に意味があったもの」として書かれているため、とても納得感が高いです。
紹介されている分析手法も「回帰分析までで十分」という筆者の経験に基づいて絞りこまれています。

Excel対応 90分でわかる! 日本で一番やさしい「データ分析」超入門(内田 学, 兼子 良久 ・著/東洋経済新報社)

ビジネスにおける統計活用事例に応じながら、Excelですぐに出来る統計分析の簡単な手法を紹介しています。
「店舗面積から売上見込を決定できる」「最適な広告費・販促費を決定できる」など、ビジネスの現場でありそうな問題に対しての解決策として統計分析の手法が紹介されており、すぐに使える知識が欲しいという方に最適です。

Excelで経営情報を分析する ビジネス統計入門(関 正行 ・著/プレジデント社)

ビジネスにおいて活用する可能性のある統計的な分析手法について、基本から応用まで幅広く取り上げられている一冊です。一つのストーリーに基づいて具体的な事例も交えて紹介されており、「この分析って何に使えるの?」ということで迷子になることのない構成になっています。
後半に取り上げられる分析手法(因子分析、主成分分析など)は応用編とも言える内容であり、やや難易度は上がりますが、統計分析がビジネスにおいてどのような可能性があるのか、ということを理解するには良い内容となっています。

真実を見抜く分析力(トーマス・H・ダベンポート, キム・ジノ・著, 河本 薫・監修, 古川 奈々子・翻訳/日経BP社)

ビジネスにおいてデータ分析を活用するためのフェーズを「問題のフレーミング」、「分析手法の選択」から「結果の説明と実行」までブレイクダウンし、それぞれに丁寧な解説がされています。
フェーズごとに主に考えるべきこと、具体的なテクニック、実例のエピソード、なども詳しく書かれているため、この一冊を通じて、どのフェーズでも具体的なアクション(何を考えるべきか?何を決めるべきか?など)がイメージしやすい内容になっています。

会社を変える分析の力(河本 薫・著/講談社)

大阪ガスにおいて長年データアナリシスに従事してきた河本薫氏が書かれた一冊です。
データ分析においてITや分析手法は手段に過ぎず、「問題を解決する」「意思決定につながる」ことで初めて価値がある、というのが筆者の一貫した主張です。その上で、分析手法や数字などはあまり登場せず、データ分析に取り組む際に求められる能力、心構え、仕事の進め方などを中心に説明しています。

統計思考入門(水越 孝・著/プレジデント社)

実際にデータを取り扱う現場から、統計とどのように向かい合うべきかについて書かれた指南書です。著者は市場調査・調査分析を専門とする矢野経済研究所の水越孝社長であり、簡単な統計分析であっても企業の新たな行動を促すと主張する水越社長が、本書で実用的な分析手法を分かりやすく説明してくれています。


<統計学を独学で学ぶための書籍まとめ>

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