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会社の資産すべてを守る

今回のインタビューは主に経理財務を担当している宮原。自らの業務以外にもさまざまなことに積極的に取り組んでいる。いかなることにも真面目に取り組む彼女を構成する要素と今後のイメージについて聞いた。

会社の資産すべてを守る-01

ひたむきに勉強して突き抜けた学生時代

下城 可奈

サイカでは何をしていますか?


宮原香

経理財務をやっています。経理は会社のお金を守る仕事なので、会社の取引と従業員みなさんの頑張りを金額で目に見える形に落とし込むというのが仕事です。月次決算と税理士さんとのやりとりや、日々の支払い業務などもやっています。

下城 可奈

サイカで幅広くやってみてどうですか。


宮原香

前職で6年半経理をした経験を活かせる部分もあります。ただ、会社によってやり方が違うということに加えて、総務などはやったことなかったので自分が何にも知らなかったんだなとわかりました。日々勉強中です。

下城 可奈

仕事は楽しいですか?


宮原香

性に合っていると思います。細かい計算をやり続けたり、合っていないところがあると気持ち悪く感じたり、そういうところを見れる人にしかこの仕事はできないですよね。

下城 可奈

昔からきっちりしてないと気が済まないほうでしたか?


宮原香

商業高校だったので身についていますね、数字にカンマがついてないとイラっとするとか。

下城 可奈

宮原さんの人生の転換点はいつですか?


宮原香

上京したとき、前職で働いていたとき、サイカに入ったときです。

下城 可奈

どのような経緯で上京したのですか?


宮原香

18歳で東京に出てきました。大学に行く気もないがお金はなく、商業高校で資格が取れなかったので就職先もない。そのときにつてで東京の会計系の専門学校を知り、そこに入るため上京しました。

下城 可奈

商業高校に進んだのはどうしてですか?


宮原香

高校決めるときに、手に職をつけなきゃと思って商業高校を選びました。親自身も簿記の勉強をする普通科の学校だったので、私もやったほうがいいのではと言われて流されてという感じもありました。何かしら武器を持っていないとやっていけない気がしていました。

下城 可奈

上京はどのような経験でしたか?


宮原香

18歳で、一人暮らしなど何もかもが初めてでした。生活費は送られてきていましたが、それを全部自分でやりくりしないといけないという経験が大変で自分の人生のなかで大きな経験でした。そこで生きて行く基礎ができたと思います。厳しい学校でバイトも禁止だったので、家計簿つけて、自炊で節約してというように2年間やり遂げました。月曜から土曜は学校で朝晩勉強して、唯一休みの日曜も家事や睡眠で終わっていましたね。

下城 可奈

会計は好きですか?


宮原香

お金が好きで、お金に厳しいですね。もともと両親からは買って欲しいものは買ってもらえて、お小遣いじゃなく必要なときにもらう制だったのでお金は湧き出てて来るものだと思っていました。小学生高学年のときにそれが「お父さんとお母さんが働いているからこそのお金だ」と気づいて、あまり下手なおねだりをしてはいけないなと考えるようになりました。自分もいずれそうやって働く人になるんだなと思ったので。

下城 可奈

学校で学んだことは?


宮原香

簿記会計の知識はもちろん、会社員の基礎みたいなのを学べました。朝ちゃんと来るとか、やらないといけないことをいかに効率的にやるかとか。でも社会性は身につかなかったですね。隣の席の子も敵と思うような雰囲気だったのでその環境で友達もできませんでした。

下城 可奈

よりどころはありましたか?


宮原香

何もなかったですね、何かに頼らなくても自分で生きていくという部分が身についたかもしれません。人を頼ることはあっても、人や物に依存することはないです。

下城 可奈

嫌だなと思いませんでしたか?


宮原香

いま逃げたら逃げグセがついて一生逃げ続けるな、と考えていました。18歳からのほうが長いのに、そこで逃げたらもったいないなと。最終的には首席での卒業でした。入学時には優秀組でなくダメ組のほうに入っていましたが、ひたむきに勉強して突き抜けました。

会社の資産すべてを守る-01

やるだけやってみないとわからない

下城 可奈

他にもターニングポイントとなるできごとはありますか?


宮原香

東京の専門学校の後に就職した会社が2つめの転換点ですね。学校の推薦で就職しました。6年半いて、いればいるほどやらせてもらえることが増えていろいろ経験できました。仕事内容を一回りした際に、居続けることもできましたが成長できない人生も楽しくないなと思って転職しました。歴史のある老舗の会社だったので、抜けても大丈夫だろうとも思ったので。

下城 可奈

大規模な会社からどうしてベンチャーに?


宮原香

きっかけは経理部門に加えて他にも経営に近いところで仕事ができるということで紹介してもらったことです。私も経営の近くで仕事をしたいという気持ちがあったので、ご縁かなと思って受けました。

下城 可奈

経営の近くにいたいのはどうして?


宮原香

前職が大きい会社だったため、経理で交際費使いすぎだよとか違うところに設備投資したらいいのにとか思っても、結局方針を決めるのは上なので経理が言っても聞かないんですよ。経理はあくまで言われた数字を出すのが仕事だったのでもどかしい部分がありました。

下城 可奈

将来的に経営という責任を負う役になりたいのですか?


宮原香

ご縁があってなれるのならなりたいです。でも、それになるには人からの信用や実力が必要なので、自分には足りていないと思っています。ご縁がなければないで、本当にやりたかったら自分で会社立ち上げればいいなという感じですね。責任の重さも込みでやりたいなと感じています。経験したことがないうちは、偉そうなことは言えないなと思うので。

下城 可奈

トップか右腕のような感じだったらどちらでやりたいですか?


宮原香

右腕は好きかもしれないですね。参謀みたいな。自分が社長でなくても、もっと話が上手で目立つ人が社長をやって、土台はこっちがやるよというのが良いですね。

下城 可奈

実際にサイカに入ってみてどうですか?


宮原香

労務など全然わからないことがたくさんあるので、いざ自分が人を雇ったらこんな手続きがあるのか、というように勉強になっています。総務は何でも屋なので、とにかく会社の資産つまり人も何でもすべてを守らないといけなくなりました。

下城 可奈

どうやって勉強していますか?


宮原香

実戦で学んだり本を読んだりしています。手当たり次第やるよりも社内の人が貸してくれる良い本を読んだり、実戦は前任者に聞いて日々鍛えられています。あとは本当に分からなかったら役所に聞けば答えてくれます。また、コンサルタントの方がいて頼れる人がいるということが有難いなと感じています。

下城 可奈

業務の幅が広がっても、経理が一番合うと感じる?


宮原香

慣れ親しんできたことなので、もう自分の体の一部になっています。16歳から26歳まで簿記会計に関わり続けているので、そういう業務をやっているときが一番しっくりきていますね。人生って何につけても積み重ねなので。

下城 可奈

そもそもサイカに入った理由は?


宮原香

経理スキルを活かしながらさらに伸ばせるし、幅広い業務もできるということ。それと何より、知らない人に出会えるところでした。もともとは人見知りでしたが、苦手でもさまざまな人と関わっていくほうがきっと良いんじゃないかとは思っていました。だから転職すれば違う人に出会えるぞと思っていたし、入社する前にサイカの人たちと会って面白い人たちがいるなと思ったんです。

下城 可奈

どうして苦手な道を取ろうと思ったのですか?


宮原香

昔から、失敗はしても後悔はしたくないと思っていたからです。得意分野でいえば人との関わりをなるべく避けるほうが楽なはずです。でも、辛いほうを選べと自分を押しているところがありました。根底には「やるだけやってみないとわからない」という考えがあるんです。やってみてダメなら仕方ないけど、やってみるまではわからないし、わからないうちはいろいろなことに対して口出しできないのだと思ってきました。

会社の資産すべてを守る-01

変化を自信に変えていきたい

下城 可奈

今後どうなって行きたいですか?


宮原香

短期的な目線では、目の前の業務をこなしていこうと思っています。今後何か起きて自分がマネージャーになる可能性はゼロではないし、何でも未知数だと思っているので、そのときのためにいまは力を蓄えていたいです。長期的には、あまり見ていません。選択肢をたくさん持っていたいところもあるので、遠い未来は狭めたくないなという気持ちがあります。結局なるようにしかならないし、いまの積み上げが人生なので。

下城 可奈

才能開花という言葉をどう捉えていますか?


宮原香

「変化を恐れない心の状態」だと思っています。もともと個人的に、この世に変わらないものはないと考えています。上京しているときにメールで親がいきなり蕎麦屋になったと報告してきたりしたので(笑)。変わることを受け入れる心の状態であることが良いことだと思っています。もちろん何かできるようになるのも才能開花と思っていますが、何があっても受け止めて昇華させることができる心を持っている人は、本当に才能開花していると感じています。

下城 可奈

宮原さんの才能開花は何ですか?


宮原香

「日々の経験を自信に変化することを恐れない」ことです。これは、さっき言った才能開花の意味もあるし、自分への戒めでもある。私はどちらかというと保守的なんです。怖いし嫌だし。でも変化することで得られるものを、得られなくなってしまうので、自分自身や周りの変化を受け入れられるような経験が足りないですね。多くのことを経験して吸収して、何があっても対処できる人間にならなきゃいけないかなと。変わらないことは悪いことだとは思っていませんが、私は変わるほうがいいので。変わるっていうのは大事だと思っています。

下城 可奈

ありがとうございました!!

インタビューを受けてみて

宮原香

自分の人生をふりかえることは、恥ずかしい気持ちにもなりますが、今ここにいる自分を誇らしく思えることでもありますね。インタビューしてくださった下城さん、そして、ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます。これからも精進してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。