ロゴに込めたサイカの思い

はじめまして。デザイナーの加藤です。
サイカでは、グラフィックデザインやサイトの運用、プロモーションに関することなどを業務としています。

以前、メンバーブログで「似顔絵を描くとなぜかジョン・レノンみたいになる」なんて言われましたが、それはメガネと鼻のカタチのせいだと思います。

そんな私が、今回お話するのは、サイカのロゴに関すること。デザイナーらしく、いままであまり触れられることのなかったロゴに込められたメッセージなどをお話したいと思います。
ちなみに、私のサイカに関わる初めての仕事はこのロゴを作ることでした。CEOの平尾から「カッコいいゴロ作って」という漠然とした投げかけのもと、完成したのがいまのロゴです。

ロゴマークは「才」をかたどっている

みなさんは「白銀比」という比率をご存知でしょうか?

モナリザなどで用いられている黄金比は聞いたことがあるかもしれません。これは「最も美しいといわれる比率」と言われていますが、日本人は黄金比より白銀比のほうが心地良いと感じるそうです。
例えば、A4/B5などのノートの縦横比や法隆寺の五重塔、銀閣寺などに用いられています。
黄金比が[1:1.618]なのに対して、白銀比は[1:1.414]となっています。

ロゴに込めたサイカの思い

実は、サイカのロゴにもこの「白銀比」が用いられています。
サイカのメンバーと直接お話させていただく機会のある方のなかにはご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、サイカのロゴマークは弊社の社名の由来「才華」から「才」をかたどって作成しています。

ロゴに込めたサイカの思い

そんなロゴのなかのどこに使われているのか?……ロゴで描かれている線の交点はすべてこれで決定しています。
白銀比を利用することで、企業としての信頼感などを与えることを意識しました。

ロゴに込めたサイカの思い

(1)まずは「才」の縦横の線の交点:ロゴの外枠が1:1.414です。
(2)「才」の横線の位置:斜線の位置が1:1.414になります。
(3)「才」縦線と斜線の交点を1:1.414で決定しています。

ロゴタイプに込められた想い

ロゴに込めたサイカの思い

ロゴタイプは「caslon(キャズロン)」という書体をベースに作成しています。
キャズロンは1734年にウィリアム・キャスロンさんが作成したイギリス生まれの書体です。文字の太い部分と細い部分の差が大きいことが特徴で、日本語の明朝体との相性が非常に良いと言われています。
macにもwindowsにも標準搭載されていますので、みなさまのPCでもお使いいただけます。ぜひ日本語の文章内に英字を入れる際に使ってみてはいかがでしょうか。

では、どうしてこの書体にしたのか。
さきほどお話ししたように、このキャズロンは1734年にイギリスで生まれました。
そのころのイギリスと言えば、ちょうど産業革命前夜くらいの時期。そして、産業革命がきっかけで、印刷技術が飛躍的に発達しました。
このキャズロンという書体も、その時流に乗って世界中に普及していったという歴史があります。そして現在では多くの方が使われているOSに標準装備されています。

そこで、サイカも時代の流れに乗り、日々の生活の標準になるように…という想いをこめて、この書体を選択しました。

今回はサイカのロゴに関することをお話させていただきました。
いつになるかは分かりませんが、次回はadelieのロゴに関するお話をしたいと思います。

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